高校時代に数学はやっておくべき

数学なんかできても実世界じゃなんの役にも立たん、というデマカセが横行している。たしかに、親が、子どもに「こんな数学ができても大学受験にしか役に立たない」といいたてられても、返事に窮することも多いやろ。「大学受験で成功しさえすれば幸せが侍ってるのだから、ガマンしてやりなさい」といっても正解は正解だが、もう少しマシな解答を考えてみたい。まず、大学に入ってからのことだが、仮に文系であったにせよ、経済学なり統計学は、数学ができないかぎり、まずキチンと理解はできないだろう。東大とか一橋大は別として、ふつうの大学だと就職のときに在学中の成績は絶対に考慮される。それを考えたら、高校時代に数学はやっておくべきなのだ。とくに就職に有利そうだと考えて経済学部を選ぶ人には絶対そういえるのだ。

自分の教え方と予備校の教え方が違う

自分の教え方と予備校の教え方が違うという場面が出てきたらどうしたらいいでしょう。予備校の講師は多くの子どもたちを見てきていますし、弱点やいい点をよく知っているはずですから、教え方に関しては任せてしまうのがいちばんよい方法です。どうしても納得がいかない場合は、手紙を担当の講師宛に書いて子どもに持たせるのかよいでしょう。親の教え方は子どもの能力を無視したやり方とか、回りくどくて間違いを起こしやすい教え方が多く、自分の経験だけで考えてしまい独善的になってしまうので、気をつけなければなりません。子どもにとっても予備校の教え方と親の教え方が違っていたのでは頭の中が混乱するだけで得るものは少なく、むしろ害になりますから、親の過度の介入は避けたいものです。このことは大学受験の高校生だけでなく、高校受験の中学生にもいえることです。親が中途半端な知識で中学ぐらいの教科なら自分でも教えられるという自信から、つきっきりで教えている場合があります。今の教科書どおりに教えるならまだしも、親が昔の中学(または高校)の時代に習ったり覚えた方法で教えていたら教えられる方はたまったものではありません。教え方一つでも二十年、三十年前より進歩しているものなのです。中学生になったら、教えることに関しては全面的に学校や予備校に任せたほうが得だということを知ってほしいと思います。

個別指導塾をやめるのは損な方法

子どもが個別指導塾をやめたい、成績が下がった、そのような理由ですぐ個別指導塾をやめるのは損な方法です。まず個別指導塾側とよく話し合うことです。もし話し合ってもよい方向に展開していかないようならば、そのときは退個別指導塾することを考えてください。その際、子どもの側に非はないのかどうかは、よく調べておく必要があります。もし非があるならば、どんな個別指導塾に行っても同じ結果になってしまいます。一方、家庭のほうから個別指導塾側に話し合うことを働きかけても、個別指導塾側か嫌がるようならば、そのようなところはすぐ退塾したほうがよいでしょう。退塾をもし決めたならば、次の二つのことは必ずルールとして守っていただきたいと思います。第一に、やめるときは理由をきちんといってください。個別指導塾によっては退塾届を出すところもありますから、黙ってやめるのだけは避けましょう。第二は、やめる時期は月の終わりの区切りのよいところで、つまり月末まで通うことにしてください。その際、月謝を払わないで途中でやめていく人がいますが、子どもにもよい影響は与えませんから、そのようなことがないようにしましょう。その月の月謝は必ず払ってから退塾するように心掛けてほしいと思います。